2002年1月14日に日商簿記1級合格しました。
ここに書いてあることはノンフィクションです。
信じる信じないは読んだ人にお任せします。

はじめに

 簿記の勉強にあたって毎日食事のしたくをしてくださった家族の皆様、食事の時間を自分の見るテレビに合わせてくださった家族の皆様、風呂掃除の順番をずっと抜かしても怒らなかった家族の皆様、テレビの音を小さくしてと言ったら小さくしてくれたことの多い家族の皆様、自分の部屋でゲームをするなといったら少ししかしなかった家族の皆様、とにかく家族の皆様に感謝申し上げます。

 勉強は学校には行かずに独学です。参考書や問題集を10冊買い、3冊はもらいました。

 勉強を始めたのは2002年の4月位です。試験は2002年の11/17でした。簿記は3級も2級も持っていませんでした。
 よって計7ヶ月間ですが、7/14〜9月位まではまったく勉強をしていません(1分も)。ですので総勉強期間5ヶ月位です。5ヶ月で受かるわけないと思うかたは、ここから先はまったく信じられないと思いますので読んでも時間の無駄になる可能性があります。計400時間で合格できるレベルになるらしいので物理的には余裕です。

 自分のような環境で勉強した感じではがんばれば3ヶ月で受かれると思います。下手したらもっと短期間でもいけると思います。自分はバイトですが働きながらでしたので、働かずに勉強に専念できれば1.5ヶ月位でもいけるのではないでしょうか?年齢的な記憶力の低下、簿記という物への適正などにもよりますが。協力してくれる家族のいる実家暮らしでないとかなり厳しいと思います。


動機


 なぜ簿記検定を受けようかと思ったかというと、自分は高校を出た後大学には行かず浪人もせずフリーターとして暮らしていて、バイト先での色々な人との出会い、このままでいいのか就職しなければという不安、友人の就職などにより自分も何かしなければと思ったからです。特に友人の就職には刺激を受けました。
 また、年齢的に現役で大学に行っていたら今年で卒業のため、何かしなければというあせりがかなり頭の中にありました。しかし、今のままじゃ何にもできないなと思い本屋に行き資格の案内本を立ち読みしたのです。

 最初に頭に浮かんだ資格が税理士でした。自分はどのくらいの事ができるのかと思い、ある程度難しい資格に挑戦したかったというのがあるのと、数字にはそれなりに強いと思ったからです。お金を稼ぐのなら弁護士等頭に浮かびましたが、弁護士等はなんとなく自分にはあっていないかなあと思いました。

 税理士のページを見ると、自分は税理士試験を受ける事さえできないことを知りました。税理士になるには受験資格があり、大学に行き法律学または経済学に関する科目を1科目以上履修した者等と書いてありました。
 その中に日商簿記1級合格者という物がありましたがその時はまだ何だこれ何て読むんだ?程度にしか思っておらず、もうやめようと思っていました。実は簿記という字を読めませんでした。はっき?はくき?だと思っていました(笑)

 何日かして親に 「あんたもう将来のこと考えなきゃだめなんじゃないの?」 とか言われたとき、「考えてるよ」 とかいって、本当はほとんど考えてなかったくせに、 「今んとこちょっと頭にあるのが税理士」 みたいな事を言ったら、とっても乗ってきました。

 「ただ、俺受けれないんだよねー。大学行ってなきゃだめなんだよ。後何だ?何て読むのかわからないけど、はくき、はっき?1級だったっけ、そんなのが必要なんだ。」 と言ったところ 父親に 「ぼきが必要なんだろ。」 と言われ 「あれ、ぼきって読むんだー!!ぼきね〜」 と結構なリアクションをしたことを覚えています。

 その場所にいたおばが本のレイアウトてきな仕事をしていたため、たまたま簿記に関する本を仕事したとかで3級と2級の本をもらいました。もらっただけでしばらくは部屋に置いてあるだけでした。

 ここから簿記との戦いが始まります。勉強にお金を使うのは嫌だった(学生時代、塾とかも行かなかった)ので、学校や通信教育は頭にはなく最初から独学でいけるなら独学でいこうと思っていました。


始動

 3月31日に就職したという友人に久し振りに会うことになります。自分の通った高校は中途半端に進学校だったため、就職している人が周りにはおらず、同級生の友人の中で就職したのはその友人が初めてであり、その友人と久し振りに会って、またまた刺激を受けました。その時俺は資格の試験受けようと思ってるとか言ったことを覚えています。

 多分その次の日から勉強を始めたと思います。ただし、しばらくは仕事に行く時の電車だけでの勉強でした。時間にして20分くらいでしょうか。もらった3級の本を読んでいただけです。







いきなり1級

 自分は根拠のない自信家であり、基本的にある程度は何でもできると思っているため、税理士を受けるためには簿記1級だけ持っていればいいんだと思い、3級、2級を受けても受験料だけ金の無駄だ最初から簿記1級を受けようと決めました。

 というより、最初から1級しか受ける気はありませんでしたが。父親やおばには 「順番に3級から受けた方がいいんじゃないの。」 と何回も言われましたが、断固 「1級しか受けないし受かると思うよ。」 みたいな事を言い続けました。

 実際にホームページなどでも調べましたが、1級から受けるという方はなかなかいないようで、掲示板では、「2級からいきなり受けようと思うのですが、3級から受けた方がよろしいですか?」
という質問はありましたが、答えは順番に受けた方がいいというものが多数でした。

 いきなり受けろ的なものはなかったと思います。でも自分はできるだろうと思っていました。ほぼ確信に近いものです。


全経上級

 何日か勉強した時にそういえば試験の日っていつなんだろう?と思いインターネットで調べました。すると6月9日と書いてあります。まだ仕事行く時の電車の中でしか勉強をしておらず、自分もそこまでバカではないのでこれは無理だな、あきらめようと思いました。

 確か6/9まで2ヶ月をきっていたと思います。今回はやめようと思って3日位?勉強をしませんでしたが、そういえば税理士になるには何かもう一つ簿記検定があったなと思い出し、インターネットで調べているとそこに全経上級というものが書いてありました。

 全経上級とは日商1級と同等のレベルで、それを持っていれば税理士試験を受けられると書いてありました。試験日程を見てみると7/14となっており、これならいけると思いました。また勉強をし始めたのです。

 しかし、まだ電車の中だけでした。全経上級や日商1級の範囲を知らなかったのです。3級の内容から楽勝だろうと勘違いしていました。ちなみに独学で受かったという方のどっかのホームページも拝見しており独学でもいけるのかと確信しました。


とおるテキストとおるゼミ

 3級の本を一通り読んだあたり(読んだだけで内容はほとんど理解していません)で1級とはどんなんだろう、以前に独学で受かったという方のホームページに載っていたとおるテキスト、とおるゼミという物を買いに行こうと思い本屋へ行くと同じ題名のものがいくつかあり何を買っていいのかよくわからなかったため、一度帰って調べる事になりました。

 するとテキストとゼミで商業簿記、会計学で計4冊、工業簿記、原価計算で計4冊と8冊という量の多さ。最初に行った本屋にはすべて売っておらず何冊か買って家に帰り、他の本屋に行って全部をそろえたという感じでした。

 かなり重く一度に全部を買っていたら結構大変だったと思います。4冊で結構つらかったし。とおるテキスト、とおるゼミのほかにも参考書はいくつかありましたが、冊数の少なさと合格体験記でこれをやって受かったと書いてあったので、この二つを選んだ記憶があります。

 実際やってみた感想は、これだけでも内容を理解するだけでしたら全然十分です。ただし自分の経験上これだけをやっただけでは受からないと思います。試験の問題は総合的な問題なので、あまり点数に結びつきません。過去問は必須です。ただし、とおるテキスト、とおるゼミは絶対にやらなければならない一つではあります。

 改正が多いため、一番新しいものを買いましょう。


2級終了?

 1級の範囲のあまりの多さにこのままではかなりやばいと思い本格的に勉強を開始しました。とりあえず早く1級の勉強に行きたかったためやっぱり本を一通り読んだだけでした。3級は一冊だけでしたが、2級は商簿と工簿の2冊ありました。工簿の方で一度なんだかわけがわからない所が出てきたためここの掲示板で質問をしました。

 どんな質問かは忘れましたが、ここの掲示板はおすすめです。いろいろ勉強でわからないところがありましたらここで質問するといいでしょう。自分も全部で5回くらい質問をしたと思います。なるべく自分で理解するようにしたので、そんなに質問はしていません。しかし2級の勉強時に一度聞いた質問は答えてもらったにもかかわらず、なんとなくしか理解できませんでした。

 3級も2級も読んでいただけなんだから当たり前ですが。2級もほとんど理解しないまま終えました。1級でわからないところが出てきたら戻ろうと思っていました。後々(7月位)わかった事ですが、もらった3級と2級の本は2000年に発行されたもので2002年にはかなり内容が変わっていました。

 会計基準はかなり頻繁に変わるため古本での購入は避けた方がいいです。新刊で買いましょう。2級の勉強を終えた日は覚えていますゴールデンウィークの前の4月末の連休4/28あたりだったと思います。2級が終わったその日に半分くらい一気に読み終えました。ここから地獄の2ヶ月位日々が続くのです。


毎日が一夜漬け

 2級の勉強が終わると1級の勉強に入りましたが、かなり難しい。1級と2級の差はかなりあると思います。3級と2級はそんなにないのに。しかも範囲が多いため全経上級の7/14に終わらせるためには、どのくらいやればいいんだと逆算していくと、毎日かなりの量勉強しなければならないとなりました。

 テレビとかかなり好きだったので、見るテレビを制限しました。しかも、やってる時間ではなくビデオにとってコマーシャルなどの時間を削減し夜中に見ました。(これだけでも10分くらい違う)仕事のため勉強できるのが、朝の電車で約20分、昼の休憩中30分、帰ってくるのが6時半で、7時までパソコンして、それから夜中の2時まで勉強。風呂、食事、ビデオなどで1時間半くらい使うため計5時間30分位の勉強時間がありました。時には3時までのびた事もあります。

 1日2単元ずつ進んでいこうと決めていたので、時間がのびた日も結構ありました。1日に2単元は予定通りにいく事は少なかったです。昼の休憩中はほとんど勉強できませんでした(10分もできなかったと思います)。自分は長期的に勉強をした事がなく(受験のときすらほとんど勉強していません)土曜、日曜は11時間くらい勉強したと思います。

 テスト前はいつも一夜漬けだったのですが、それが毎日って感じでした。朝8時半に起きればよかったのでそれなりに眠れました。週1回バドミントンに行っていたのですがこの期間はそれも封印です。好きな競馬だって図書館などに行って勉強していたため生で見なかったことが多かったし。しかし5月31日に・・・。


5月31日

 何があったかおぼえていますか?そうです。W杯が開幕しました。しかも日本で・・・。

 「4年に一度のW杯」と「全経日商あわせて1年に4回ある簿記検定」 4年に一度には負けました。魔のW杯がはじまってしまったのです。応援していた国はフランス、スペイン、日本でした。ちなみに開幕前ですが、中村俊輔が好きだったので、中村俊輔が代表から落ちた日ちょうど図書館みたいなところで勉強していたのですが、携帯に落選とメールが来てその日1日はまったく勉強に身が入りませんでした。

 フランスも予選敗退しちゃうし、スペインも誤審やらなんやらで韓国に負けちゃうし。試合を見ながら勉強をしていたつもりですが、試合8勉強2くらいの割合になってしまったと思います。もっと低いかな?6/30までW杯は続くわけで・・・。


新しい武器
 W杯が開催しているあたりに新しい計算機を買いました。最初は金をかけたくなかったから親父からもらったのを使っていたのですが、、問題の桁数が多すぎて「00ボタン」があった方が全然早いなあと思い購入。メーカーとか選ばなかったので、1400円くらいだった気がします。説明書を読んで計算機の機能を把握。こんなことまでできたのか!!って驚きです。M+ボタンとか、CとACの違いとか。GTとか。

 仕事で計算機を使っていたので、そこで練習。右利きなので右手で鉛筆を持って、いつでも書き込めるように左手で打つようにしていました。でも計算機を打つはやさはそこまで関係ないみたいです。

 実際計算機を打つ時間より、考える時間の方が大事だと思います。間違いないように打てる様になればOKです。日商1級の時の工業簿記と原価計算は時間が余るくらいです。W杯が終わったあとは今までにない集中力を発揮しました。試験3日前は仕事を休みにしてもらい猛勉強です。その3日で過去問を2周しました。


全国経理学校主催簿記検定上級受験

 7/14ついに全経試験。前日の会話 「どのくらいできそうなの?」 「5分5分じゃない?」

 今思うと、おいおい・・・って感じます。何でそんなに自信があったのかわかりません。実際今の自分がそのころの自分だったら 「100%無理だね」 って言います。何をしているのかまったくわかっていませんでした。過去問も初見では全くできていなかったし。2回目になると問題を知っているため、かなりできたからそれでできると錯覚してたのかも。

 当日は午後から試験だったので、午前中に勉強。全体を見直して全然わからないとこが結構あり、あせる。午前中だけでも少しはわかるようになる。そのわからないとこが工業簿記に出てそこはかなりできました。

 とりあえず勉強して約2ヶ月半で受かったらかなりすごいんじゃないか?と思ってかなり無理してました。気合だけはすげー入ってて、絶対に受かるんだ落ちたらもうやめてもいいって感じです。やめなかったんだけど。

 試験会場に行くのに軽く迷いました。代々木で受けたのですが、その日はなんか東大受験模試みたいのがあったらしく予備校生が多すぎて・・・こっちは人生かかってるっちゅうねん。お前らはお気楽でいいなとか思ってたり(笑)で、学校がどこにあるのかわからず東大模試のガードマンに道を聞くことに。無事到着。しかしわかりづれぇ学校だった。

 試験を受ける教室に入ると見た感じ年が全然上の人が多く、あまり自分と同じくらいの人はいなかった。

 すごく緊張しました。生きてきてこんなに緊張したことはないんじゃないかって程です。というのも受からなかったら、もうやめるって思っていたので。

 シャーペンを持つ手が震えてて、自分の名前を書くのもままならない。こんなに緊張するとは思わなかった。人間これで最後にしようとか思っちゃだめですね。自分を追い込みすぎちゃだめだわ。

 商業簿記、会計学はあまりできず、工業簿記はかなりできて、原価計算は全くできなかった。原価計算は問題の意味がほとんどわからず、自分の中で足きりが決定しました。足きりされてなくても合格はなかったと思います。っていうかなんなの?原価計算のあの問題。今やっても解ける気がしません。どんな問題かはもう忘れた。

 全経は結構不親切で、問題用紙も回収で合格した人のみに合格通知が届くようです。不合格が知りたければ受けた学校に電話するしかないけど、絶対に落ちたと思って電話もしませんでした。現に合格通知は届かず。5割はできたかなとかみんなに言ってたけど、多分そんなにはできてません。強がりです。見栄張った。落ちたのに。自分は勉強時間が短かったからと言い訳を最初に作っていた。我ながら情けない。悲しくなる。

 そういえば試験前にいくつか質問をしました。というのも全経の過去問は結構古めの物しか売っておらず、会計基準が変わっているところが結構あったので答えが違うと思われるところがあり、自分で考えた答えと合っているか不安だったので、そこを質問しました。自分が使っている本がいつ発行された物かはきちんと把握しておいた方がいいです。

 落ちたけど全経上級は受けてよかったと思います。受けてなかったら日商1級は絶対に受かっていません。そんな気がします。全経の上級は、会計学の○×問題が理由を明記するという問題内容で、日商よりも難しい問題なので、日商の○×問題は過去問の初見でほぼ確実に満点取れました。


夏休み

 試験が終わると落ちたとわかっているけど素晴らしい解放感。試験が終わった日にもう毎日が一夜漬けみたいな生活は送りたくないから、次の日から1時間程度は毎日こつこつ勉強しようと心に決めました。試験から日がたっていない時に日商簿記1級の過去問題を買います。TAC出版だけど改定が7月25日だからかなりはやい。

 試験が終わったあとすぐに作り始めたんでしょう。過去問を買えば勉強するかなと思ったけど、全くの無駄でした。決心するのは簡単。実行するのは超難しい。次の日から、 「明日から、明日から」 が続き、いつの間にかそれは 「九月から」 になってました(笑)結局それまで過去問は家に置いてあっただけです。

 結局本格的に勉強を始めたのが、試験の丁度2ヶ月前9月17日でした。







再始動

 とりあえず買っておいた過去問をはじめる。が、最初のページで断念。全く覚えておらず、今やっても仕方がないと思いました。そこでまた最初からとおるテキストをやり直し。とおるゼミはすべてではないけど、苦手だなと思ったとこだけやり直し。それが終わったらついに過去問に入りました。しかし、やはり初見ではそこまで点が取れない。ぎりぎり合格か不合格かってところです。

 ただ、全経の時はあまりできなかった商業簿記がかなりできるようになってました。この点は大きく、会計学も○×問題は、ほとんどできるし、全経の試験前よりかなり余裕がありました。日商の過去問を1周した後は、もう1回転させて、なんとなく全経の過去問を1周。

 予定では全経の過去門もすべて解くつもりだったのですが、面倒臭くなって会計学は始めから答えを見るだけにして、試験までの時間が少なくなった頃には、全経試験の1周はできそうになかったので、以前簡単だと思ったところも答えだけ読むようになりました。

 一応この時は1日に日商を1回分、全経を1回分やるということを決めていましたが、全経は予定通りに行かなかったです。でも、日商の過去問は2周目にはほぼ100点を取れるようになってました。2周目ですけどね。

 全経試験前の勉強よりも全然余裕を持って勉強できました。前みたいに2時まで勉強する事はまずなく、遅くても1時には睡眠へ。週1回バドミントンにも行っていましたし。さすがに一度勉強すると全然違います。

 合格が現実をおびてくる。また試験前3日間を休みにしてもらいました。その3日間で日商の過去問をもう一周。もうほとんどやる事はなくなっていました。何やっていいのかわからない感じです。

 前日にテキストにしかない新会計基準の問題をチラッと見ましたが、まず問題にはならないだろうと思って、ほんとチョット見ただけ。後々、ものすごく後悔することになるとは・・・


11/17

 ついに日商1級の試験の日。なんとなく嫌な気がして税効果会計の益金、損金の算入不算入項目をチェック。このチェックが合格に貢献。

 とりあえず、商業簿記と会計学。自分は会計学の方が、すぐに終わるから会計学からはじめるようにしていました。が、会計学を見るとコンスタントに点を取れる○×問題がない!!!しかも新会計基準の問題ばかり!!!

 前日に軽く見ただけの自分ではほとんど歯が立たず、なんとか足きりされない10点を取れてくれと願うばかり。朝見た税効果会計の益金、損金の算入、不算入の問題がでたことが最大の救いでした。

 試験が終わった後は、商業簿記と工業簿記、原価計算はすごくできた気がしてました。3科目全部満点かと思ったほど。しかし帰りに配っていた商業簿記と会計学の解答速報で、商業簿記は2,3個間違っているところを発見。しかも、会計学は4,5個くらいしかあっていない・・・

 ただ自己採点をするのが怖いから解答は問題用紙に書いておかなかったので、本当にあっているかどうかは不明です。

 ここでは会計学が10点いってないと思い不合格を確信してました。○×問題が出ていれば10点は確実だったのにと嘆いてました。2月の全経試験は受けるのはやめようと思ってました。少し時間をおこうと。しばらく勉強したくなかった。

 ホームページにて工業簿記と原価計算の解答速報をみる。満点だと思っていたけど、自分で書いた記憶と結構違っている気がして、無理だなと思う気持ちが大きくなる。ほんの少しの希望はあった。70点はなんとなく取れてると思っていた。なんとか会計学10点取れていてくれ・・・。強く願います。


本屋にて

 年の暮れあたりにそういえばもう日商の過去問が新しくなっているかなと思い本屋に立ち読みに行きました。予想通り自分が受けた試験問題がすでに掲載されてます。配点を見るとなんか10点ぎりぎり取れているかも!!そこで軽く笑みがこぼれる。でも全然安心できなかった。他の科目も微妙だったし。


発表

 日商はかなり気がきいていてホームページで合格発表。結果は合格。そのときの喜びは今日の出来事にて軽く書いてあります。

 点数は商業簿記が18点、工業簿記が20点、原価計算が22点、問題の会計学はなぜか12点も(?)取れていました。まず、あの解答からはありえない。記述問題だったから答えが複数あったとしか考えられない。おまけしてくれたのかなあ?解答速報の解答とかはあまり信じないほうがいいかもしれないです。答えが複数考えられるのはよくある事ですし。

 とりあえず1月14日、やっと簿記の試験が終わった。次は税理士試験か・・・・・・。勉強はやだな。





勉強したこと

 日商3級簿記完全合格テクニック 読んで少し見直す。

 日商2級商簿完全合格テクニック 〃 全経過去問をやって未着品取引
                         日商過去問をやって特に消費税法を見直すことになる。
 日商2級工簿完全合格テクニック 〃

 とおるテキスト 計3周&わからないところを何回か見直し。

 とおるゼミ 計2周。会計学の簿記の原則のところは3周&わからないところを何問か解く。

 全経上級 出題傾向と対策 過去問題集 第124回〜134回+137回 計約4周。

 日商簿記1級 出題パターンと解き方 2002年秋対策用 計3周

 その他 とおるテキストの2級の未着品のところを軽く立ち読み


費用

 とおるテキスト 1冊2,600円       計 10,400円

 とおるゼミ    1冊2,200円       計  8,800円

 全経簿記上級過去問                2,600円

 全経上級試験受験料               7,000円    

 日商簿記1級過去問                2,000円

 日商1級試験受験料                7,140円

 合格証明書発行費用(振込み手数料含む)   870円

                          計 38,810円


他にも、専門学校の教材をヤフオクで購入して勉強する方法があります。

ヤフオクの検索結果は ⇒ ヤフオクの検索結果


 ちなみに税理士試験も通りました。途中から仕事しながらという事もあったけど、日商簿記1級とは比較にならないくらい大変でした・・・。


2008年

 そして、独立開業しました。上記は、あまりに下手な文章なので消したくてしょうがないですが、
 せっかくの記録、思い出に残しておきます。

 そういえば、日本でのワールドカップは、誤審だらけで審判めちゃくちゃだったなぁ。

東京都港区の税理士事務所(会計事務所)


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リンク一杯あった方が良いんだって。







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